子どもの時間感覚の変化と時間管理の仕方

現在、小学4年生の長女は習い事を5つ、小学2年生の次女は4つしています!子どもたちは習い事は好きなのですが、「遊ぶ事」が1番好きな事です。

子どもは遊ぶのが仕事!!本当にそうですよね!!うちの娘たちも遊ぶ事が大好きです。しかもそれは外でおもいきり遊びたい!いう事です。

正直、がり勉タイプではないので、家で大人しく遊んで、勉強を黙々とするというタイプではないです。

習い事は行きたいのだけど、友達とも遊びたい!←この思いが強いので(子どもは当たり前ですよね)、そのための時間管理をしなければいけません。

はな
そこで今回は我が家の子供たちの時間感覚の変化と模索しながら行っている時間管理をご紹介します!

※2018年6月14日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の必要箇所も修正し2019年4月5日に再度公開しました。




時間感覚の変化

長女が幼稚園の頃

年少

このころは習い事も全くしていなかったので、幼稚園から帰っても親子でゆっくり何かをするという時間がたくさんありました。近所の友達と遊んでも、体力面から17時にはすぐ家に入っていたように思います。自我がまだそこまでなかったのか17時に家に入るということもわりとすんなりと出来ていた記憶です。

年中

ピアノ、体操教室の2つの習い事をスタートさせました。この頃が、いったん外に出て遊ぶとなかなか家に入ろうとせず、困った時期でもあります。
17時になったら家に入るよ!と言っても「まだ遊ぶ~!」と聞かなく大変困りました。

次の日遊びに行く前、「17時になったら入るんだよ!」と声かけし、娘も「うん!今日は17時には家に入るからね」と返事するものの、また遊び始めると家には入らない、まだ外で遊びたいの繰り返しでした。そろそろ家に入ろうかなと思っていると、近所の保育園の子が帰ってくるとそこからまた遊ぶ~!となります。

でもお昼寝もせず過ごしているので、夕方はぐずぐずになる事が多いのです。

保育園の子たちはお昼寝もして元気だけど、幼稚園はお昼寝していないし、17時には家に帰らないと体力がもたないからと何度伝えても時間を意識してきちんと守るという事はとうてい難しかったです。

そして夕方に家に入ってから夜ご飯を作り始めるという事も出来ず、娘が幼稚園から帰ってくるまでには夕食の準備も済ませて、外に遊びに行くといようにしていました。

年長

習い事はピアノ、英語、体操の3つ習い事をしていました。年長の途中くらいから、今日は17時に家に入るという約束が守れたり、守れなかったりと変化していきました。習い事を行きたがらないというのはなかったのですが、遊べる日にはまだまだ外でたくさん遊ばないと満足しないようでした。

時計の針が、短い針が5、長い針が12になったら家に入るんだよ!と腕時計を持たせていた時期もあります。そうすると、時間が来たから家に入らないといけないという感覚が少しずつ出てきたようです。

しかし夏場は19時くらいまで明るいのと、周りの近所の子たちも結構外で遊んでいて、なかなか家に入らないというのもまだまだありました。




小学校になってからの時間感覚

1年生

小学校1年生になってから、そろばん、ピアノ、英語、スイミングの4つの習い事になりました。スイミングは週末なので、平日は3つです!しかし、そろばんは週3コマ(1コマは1時間)行かないといけません。そろばんは時間が15時半~19時半までの間で、どの時間に行くかというのは決めることが出来ます。入学したばかりの頃、体力なども考えてなるべく早めにそろばんに行かせていたのですが、長女が学校から帰ってきて友達と遊んでからそろばん行きたい!というようになりました。

はな
今までの事を考えると娘が時間をきちんと守って、その後に習い事に行けるのか?遊んでから行って集中できるのかな?

そういった心配から、私はそろばんに早めに行って欲しい!娘は遊んでから行く!なかなか平行線のままでした。

しかし、「一度、言うようにさせてみたら?」と夫からアドバイスされました。

そして17時まで友達と遊んで17時半からそろばんへ行くという事をしてみました。必ず腕時計は持たせていたのですが、最初の頃は17時までというのが17時少し過ぎて帰ってくることもありました。

「17時には家に着いておくってことだよ!じゃあ何時に遊んでいる場所から出発すればよいかな?」となる時も何度もありました。

はな
それがだんだんと1年生の2学期あたりから、17時には家にきちっと戻るようになりました!

そして遊んでからそろばんに行って集中できるのかという心配は、逆に遊んで楽しかった~!とどこかすっきりした感じがあり、そろばんへの影響はあまりなさそうでした。だんだんと体力がついてきたのもあったのだとは思います。

1年生の頃は学校の宿題をいつするか?というのもなかなか大変でした。

家に帰ったら学校の宿題をしてから遊ぶ!それが学校でもうちの家でもルールでした。入学した頃はきちんと守っていました。学校の宿題と言っても1年生はひらがなを書いたり、数字もまだ簡単なので、10分もかからないくらいの宿題です。

私としては家に帰ったら宿題をするという習慣をつけて欲しかったので、帰ったらすぐやる!という事にこだわりすぎていたように思います。

それがだんだんと出来なくなったのが、宿題をする前に友達が遊びにきてしまう、誘いにきてしまうという事が多くなったからです。そうなると今からやろうとしていた宿題を後でやるという風になります。

夜にすんなりと宿題が終わる日がほとんどではありますが、たまに疲れすぎてか時間割もなかなか進まず、泣きながら時間割りをする事もありました。だから宿題は帰ってからすぐやって遊ばないからこうなるんだよ!と私もつい叱ってしまいます。

今思うと、宿題が終わってない、時間割が出来ていない娘を見て私が焦っていただけなのかもしれません。

小学1年生宿題はいつやる?宿題の習慣のつけさせ方!

2023年4月2日

2年生

宿題に関しては娘にいつするのか?というのを選択させるようにしました。

娘が帰ってきて「今日〇〇ちゃんと遊ぶ!」というと「じゃあ宿題はいつする?」と聞くと娘は「宿題してから遊ぶ」というときもあれば、「17時まで遊んで帰ってからする」という時もありました。

「いつする?」という聞き方は正解だった気がします。

遊んで帰ってきても自分が帰ってきたら宿題をすると言ったから宿題をするという意識が出てきて、娘が帰宅後に私がご飯を用意する10分~15分くらいの間に、机に向かってさっと宿題をするようになりました。

夕飯の用意が出来たら「宿題は終わったけど時間割が出来ていないからご飯食べたらする!」と自分で言い、それもすんなり行えるようになりました。

1年生の頃、あんなに時間を守る事や宿題をいつやるかでぐずぐずなっていた娘から成長したなぁと思えました。2年生以降は学校の宿題の事で私から何かいうという事はほとんどなくなりました。

3年生 

時間を守るという事は出来るようになったが、まだまだ遊びたい時期でもあります。3年生になってからは今までの習い事に加え、塾に通いだしました。塾は土曜日なので平日は今まで通りではあります。

しかし塾の宿題を1週間のスケジュールを立て、割り振って宿題をしていかないといけないので、その時間をきちんと確保しなければならなくなりました。

2年生の冬、塾の冬季講習などを受け、娘は「塾に行きたい!」と言うようになりました。本当に行きたいのかな?と思い、何度もじっくりと話しましたが、気持ちは堅いようで「習いたい!」と・・・

でもまだまだ遊びたい!という気持ちはもちろんあります。

通塾し始めての時間管理の仕方

小学3年時の長女の平日のスケジュールはこんな感じです。

起床したら朝食まで・・・塾の宿題

朝食後・・・ピアノ練習5~10分、出来る時はそろばん

7時45分登校

学校

下校後・・・曜日によって遊んだり、習い事に行く

(週2回は友達と約束して遊ぶ、それ以外の日は習い事から帰ってきて近所の子と30分ほど外で遊んだりする)

・・・塾の宿題で分からないところを一緒にやる15~20分

これがだいたいの1日のスケジュールなのですが、放課後に「遊ぶ」という時間を少しでも作るのが、長女の良いバランスになっています。

また塾の宿題に関しては、私が1週間のスケジュールを立てるようにしています。塾に入った時、意外と塾の宿題が多いように感じました。これを娘1人だけに計画を立てさせ、やりなさい!というのはまだ3年生には無理な気がしたのです。

娘の1週間の予定などを見ながら、この日は算数何ページ、漢字何ページと具体的に書いていきます。スケジュール表が目に見える事で、娘も今日何をやらないといけないかというのがきちんと分かるようになりました。

またそのやった事をスケジュール表に線を引いて消して行くのが楽しいようです

うちの娘は早寝早起きなので朝の時間を大切に使いたいと思っています。

幼児期からの早寝早起き習慣の重要性と3つのメリット!

2018年9月26日

塾を始めた4月頃ははりきって宿題も行っていたのですが、小学3年生の秋頃になるとスムーズに行く時と行かない時があり、私の声かけもなかなか上手くいかない時がありました。朝も気分がのっている時はどんどん進むけど、たまに気分がのらない時は時間を無駄にしてしまっている時があります。

そういった時はまたスケジュール表を一緒に見て、今日の予定はこれだからここまではやっておかないと夜にやると言っても疲れて出来ないよね!と確認します。前の日の宿題が今日、明日へとずれて行くことも分かります。

やはりまだ3年生なので、スケジュール表通りには行かない時もあるという気持ちで理解はしたいところです。しかし、そう頭では思ってはいても娘が進まない時、ついつい私の言い方がきつくなってしまう事も正直ありました。

この頃の私の課題は娘の状況などをきちんと理解し、時間管理を手伝ってあげるという事でした。

塾を頑張りたい!と言った娘に、スポーツ選手のように私はコーチのような役目をしてあげたいと思いました。

塾に関しては小学3年生の冬頃から娘の勉強への変化が出てきました。

中学受験!【小4】塾の模試で算数偏差値が上がった!

2019年6月19日

2019年4月追記

長女は小学4年生になり、塾の回数が週1回から週3回になりました。習い事はどれも辞めずに続けてはいますが、そろそろ習い事も減らしていかなければならないと考えているところです。塾の成績も徐々に上がってきた事もあり、娘の塾の勉強への意欲は今現在は高いです。

我が家の経験から子どもの時間感覚は、未就学児の頃は自分で時間感覚を持つということはなかなか難しいと思います。

しかし、目に見えるといった意味から時計でこの針がこの数のとこに行くまでに着替えをしようとかご飯を食べようといった時間を意識させていくことは大事だと思います。

また年齢が上がる事に、だんだんと時間の意識は持てるようになってきます。

我が家では時間をうまく使うという時にはタイマーが大活躍です!休日などで宿題をしないといけないけど、先に遊びたいという時もあります。(家の中で遊ぶ場合です)その時は30分したら勉強始めよう!といった時に使ったり、朝の時間で15分間で出来るとこまで塾の宿題進めようとか、よくタイマーを活用しています。

我が家の子どもへの時間管理はまだまだ模索中ですが、これからも良い方法があったらどんどん取り入れていきたいと思います。日々反省する事も多く、まだまだ模索中の時間管理の仕方ではありますが、上手く時間管理が行えるよう子供たちをサポートしてあげたいと思います。




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