中学受験の為に他の習い事をいつやめる?

中学受験のために塾以外の習い事をそのまま続けていけるのか?もしくはやめるべきか?やめるならいつやめようかと悩まれている方はいるのではないでしょうか?

我が家の例で言いますと、小学4年生あたりから塾以外の習い事について整理していかなければと考え始めました。

長女は中学受験のために小学3年4月より通塾をしていました。小学3年生の頃は塾は週1回でしたので、塾の宿題をする時間は確保する必要があっても、他の習い事も続けていく事は問題ありませんでした。しかし他の習い事について考えるきっかけとなったのが小学3年生の秋に行われた塾での個別懇談でした。

はな
そこで今回は中学受験で他の習い事はいつやめるか?という事について書きたいと思います。

※2018年11月5日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の必要箇所も修正し2023年3月25日に公開しました。




小学3年生秋までの習い事の数

小学3年生秋までの習い事の数は塾以外に、そろばん、ピアノ、英会話、スイミングの4つの習い事を習っていました。小学3年生の塾は週1回でした。通塾を考えた際に塾以外の習い事は受験の為にいつかはやめる、もしくは習い事の数を減らさないといけないだろとは当時から考えていました。

塾は土曜日に行っており、スイミングは日曜の朝に行っているので平日の習い事はそろばん、ピアノ、英会話の3つです。

また通塾してから他の習い事が負担になるかもしれないとも思いましたが、小学3年生の間は塾が週1回という事で負担になりすぎるという事はなく塾と習い事を両立する事は出来ました。

4年生から塾は週3日へ

関西の塾はだいたいは2月から学年が変わりますので、小学3年生の2月から4年生の授業に入っていきます。娘が通っている馬淵教室では4年生からは塾が週1回から週3回へと変わりました。つまり小学3年生の2月から通塾が週3日になりました。

小学3年生の間は週1回、算数と国語の授業でしたが、小学4年生からは週3回で算数、国語に加えて社会と理科の授業が増えます。もちろん選択制なので社会と理科を受講しなければ通う日数は減ります。

そして娘の当時の時間割りは、平日17時10分~18時40分、そのあと特別講座を受講すれば20時10分まで塾で勉強をする事になりました。
土曜日は13時20分から17時までの授業でした。

4年生のカリキュラムは平日×2回、土曜日1回でした。

塾の先生からのアドバイスは?

小学3年生秋頃に4年生に向けての個人懇談がありました。その懇談で習い事について塾の先生からアドバイスを頂きました。やはり中学受験の為に習い事の数を今後整理していく必要はあるとの事でした。
では、我が家が習っているスイミング、そろばん、ピアノ、英会話ですが、どれを続けてどれをやめた方がいいのでしょうか。

先生からのアドバイスとしては習い事は今後は塾以外に2つまでに絞った方がよいとの事でした。1つは体力作りの為に運動系のものと、もう1つは本人がどうしてもこれだけは続けたいというものに絞るのがお勧めですと言われました。

我が家の場合は運動系はスイミングのみなので、スイミングとあともう1つという事になります。

そしてそろばん、ピアノ、英会話の中で一番最初にやめた方がよいのはなんの習い事ですか?とお聞きしたところ、以外にも英語でした。

今後は英語が重要になってくるという事で続けた方が良さそうに思いますが、関西の場合は中学受験で英語が選択科目に入ってくるのは娘が受験をする時にはおそらくまだないからというのが理由でした。(受験する中学校によっては英検を加点してくれる学校もあります。)

※今後は英語を加点してくれる学校が増えるかもしれませんので、あくまでも娘の当時の話しです。

しかし受験だけの為ではなく将来を考えた時に英語は習っていて損はない習い事なので、もし本人がどうしても英語の習い事をやめたくないという事であれば、その意見を尊重してあげて欲しいとアドバイスを頂きました。

 




本人への確認

塾の懇談の後、早速本人へ習い事についての確認をしてみました。

聞き方としては「習い事の中でこれだけは続けたい習い事はある?」と聞いてみましたが、「分からない、全部かな」という中途半端な答えです。
「じゃあ、この習い事はやめたいと思っているのはある?」と聞いてみましたが「ない」との答えです。

もともと習い事を始めた時には何かここまでという目標を達成したら卒業にしてもいいかなと思っていました。そしてその時に本人がどうしてもやめたくないという習い事については続けさせてあげようとも考えていました。

例えばスイミングについては習い始めた時には四泳法取得出来たらいいよねと子どもと話していました。子どもも四泳法マスターまでは絶対に続けたいと言っていました。そして小学3年生秋には四泳法を取得し、個人メドレーの練習をしていました。しかし四泳法を取得してからもまだ続けたいという意志があるようでした。

そろばんに関しては娘は段までとりたいと言っていて、小学3年生の冬の時点では暗算3級取得、珠算は4級取得で目標まではまだもう少しというとこでした。今やめてしまうと中途半端な感じに終わってしまうという気がしました。

ピアノや英会話については具体的な目標はないのですが、ある程度上達出来たなという実感が持てたところでというのと同時に趣味として好きなら出来る限り続けさせてあげたいとも思っていました。

娘に聞いてもあまりはっきりとした答えではないので、今後の塾のスケジュールについて話して、もし習い事が負担になるようであれば今後習い事を減らす事を考えているというのは伝えました。

すると娘は「そろばんは今はやめたくない」と言ったのです。

実は娘はちょうどその時期にそろばん大会にそろばん教室から選んで頂き、大会に出場する機会がありました。そこでジュニアの部ですが上位の成績を収める事が出来き、練習と努力をしたら結果が得られるという喜びを実感したところでした。

小学3年生の秋頃の考え

中学受験の為に習い事を整理していく必要があるとは思っていましたが、小学3年生秋頃の段階ですぐこの習い事をやめるという決断はできませんでした。

しかし5年生からはさらにカリキュラムが増えることを考えると、4年生の間に習い事の整理については考えていこうと思いました。

娘にこの時期に再度確認したところ、今は習い事を全部やめたくないというので、私としては4年生のカリキュラムになって娘の様子をみてオーバーワークになるようでしたら、習い事の回数を減らしたりし様子を見ようかと考えていました。

2019年4月追記

塾で4年生のカリキュラムになり2ヶ月が過ぎました。週3回の通塾のリズムにも慣れてきたとこでもあります。他の習い事をどうするかと検討しながら、まだどの習い事も辞めずに続けていました。しかし、4年生の4月いっぱいでスイミングを辞める事にしました。

体力づくりの為に運動系の習い事は続けていきたかったのですが、曜日が合わなくなった事と娘も辞める事に納得している事から決断しました。

娘は日曜日にスイミングを習っていたのですが、塾から最難関校の特別講座を受ける資格を頂き、隔週の日曜に受講する事になりました。
スイミングを他の曜日に移動しても良かったのですが、自宅から少し遠い場所(車で30分ほど)で習っていた為と他の曜日にも習い事がある為にどうしても続ける事が難しくなりました。

塾の模試も日曜日に行われる為に、スイミングをお休みする事も増えてきたり、風邪で休んだりすると振替が溜まってきて、スイミングになかなか行けないというのがここ最近続いていました。

娘はスイミングで個人メドレーの級を練習していたので、タイムを上げていかなければ上の級へはあがれません。
最初は体力作りの為に、毎週スイミングに通えなくても続けられる範囲で続けてもいいという考えもありました。
しかし1回のレッスンの中では娘の級になると、50メートルを何往復も泳ぎ、休む暇もないくらい1時間泳いでいます。そして久々にレッスンに行ってもタイムは速くなりません。

娘自身も目標にしていた四泳法が取得出来た事から、今後は競技として水泳を続けるという思いはないようです。ここで区切りをつけても良いのではと本人も思えている事から、今回スイミングを辞める事にしました。

また特別講座の受講資格をもらえた事で、スイミングよりその講座を受けたいというモチベーションも高かった事も辞める決断が出来た理由の一つです。

4年生になり週3回の通塾に、宿題の量を考えるとやはり今後も今習っている習い事について辞める時期を考えていかなければいけないと思っています。
娘はそろばんはまだ続けたいという思いがあるのですが、そろばんも続けられても4年生いっぱいかなぁという気もしています。

2019年12月追記:5年生を迎えるにあたって

塾での保護者会で5年生のカリキュラムの説明がありました。5年生のカリキュラムは火、木、土の3日です。4年生の時も週3日でしたが、授業の時間が長くなります。
5年生は17時10分から20時30分までが授業でその後に特別講座を受ければ、終わる時間は21時30分です。(4教科受講した場合)4年生は特別講座を受けても20時10分が終了時間なので、1時間20分も遅くなります。

そして4年生の時は算数は週2回ありますが、1週間で1つのカリキュラムが終わるようになっているのが、5年生になると週に2回は変わらないものの1回の授業に1つのカリキュラムになるために授業の単元の進み方が早くなるとの説明が塾の先生からありました。国語は週1回だったのが週2回になります。

塾の日は帰ってからも宿題をした方がよいのか先生に聞いたところ、塾がある日には振り返るくらいでそれよりも睡眠をきちんと確保した方がよいとアドバイスをして頂きました。
早寝早起きの習慣がある娘がそんな時間まで授業を受けられるのか心配もあるのですが、21時半に終わり帰ってきてお風呂に入って就寝するのは22時半頃になるのではないかと思っています。

塾の翌日に塾の宿題をする時間を確保して欲しいとの事でしたので、やはり他の習い事をしながら塾の勉強の時間を確保するのは難しくなってきたと感じてきました。

娘と今後の習い事について相談をしているのですが、英会話は5年生の授業が始まる前の1月いっぱいで休学する事にしました。英会話は楽しんで通っていたのでなるべく続けさせたかったのですが、娘の中学受験時には選択科目にはおそらくならないという理由から決断しました。英検をとってやめるという考えをしていた時期もあったのですが、英検の資格も3級以上なら大きな加点に感じますが5級くらいではあまり有利にならないのかなと感じました。娘の英会話スクールは最大5年まで休学として籍をおかしてもらえるので、休学期間として中学に入って娘が再開したいと言うのであればそうしようという思いでいます。

そろばんについては現在は暗算1級取得、珠算は準2級取得しています。本人としてはもう少し上の級に上がりたいという思いがあるようですが、そろばんは週3回行かなければならいところを週2回しか通ていなく、5年生の授業が始まればそろばんを今のペースで続けるのは難しいだろうと感じています。

ピアノは個人の先生に習っており家から徒歩5分もかからない距離という事もあり、また毎週ではなくても月に2回とかでも相談できる事から、塾以外の習い事でピアノはまだ続けられそうかなと思っています。本人もピアノは続けたいと話しています。

5年生の授業が始まるにあたっていよいよ他の習い事をやめる時期が近づいていると感じています。

2020年3月追記

2月より5年生の授業がスタートし、いよいよほかの習い事をする時間がなくなってきました。塾は火、木、土と週3日ではありますが塾の宿題をする時間を確保する必要が出てきました。もちろん4年生までも宿題をする時間の確保は必要でしたが、5年生になりカリキュラムの単元の進み方が早くなったために、宿題の量も増えています。塾以外の日に習い事をして、その後に宿題をするという時間では本当に足りなくなってきました。そこでそろばんを続けたいと話してはいましたが、本人が小学4年生1月に暗算参段を取得した事からそろばんをやめるという事に納得が出来たところもありついにやめる事にしました。しかし珠算の二級検定が4月に残っている事から、その珠算の検定を受けてやめる予定です。ただ実際はそろばん教室に通う時間はなく自宅で練習をしています。

娘の習い事をやめた時期をまとめますと、小学4年生4月にスイミング退会→小学4年生1月に英会話を退会、そして小学4年生3月にそろばんを退会しました。

現在は塾以外の習い事はピアノ教室1つとなりました。

塾以外の日は自宅で学習するというより、塾の自習室へ行き勉強をし、分からないところを先生に質問するというようにしています。

やはり小学5年生になると習い事を何個も続けるというのは本人に負担になってくると実感しているところです。

6年生になったら時間が足りない!

唯一続けていたピアノ教室ですが、2020年春に予定していたピアノ発表会が新型コロナの影響で延期になりました。最後にピアノ発表会に出て一旦お休みする事を検討していましたが、延期になりそのまま6年生になっても続けていました。しかし6年生の夏期講習前にピアノ教室は受験が終わるまでお休みさせてもらう事にしました。(2023年3月追記:長女は結局ピアノ教室はそのままやめてしまいました。)

そして6年生のカリキュラムになって実感した事は、6年生になったらいくら時間があっても足りない!!という事です。

授業数が多くなるのはもちろんですが、授業がない日は宿題だけではなく、苦手分野の強化、復習などやってもやっても時間は足りません。

正直他の習い事をしている余裕はないと感じました。しかし我が家が習っているピアノ教室は自宅から歩いてすぐの距離でしたので、ピアノだけは6年生夏期講習前まで週1回習っていました。

6年生になったら全ての習い事をやめて中学受験の勉強だけというイメージが強かったのですが、娘の話しを聞いていると6年生になっても習い事を続けている子もいるとの事でした。勉強の息抜きになっているという子もいるのでしょう。

長女の場合は学年が上がると宿題の時間を確保する時間も長くなりました。他の子も同じくらいかかっているものだと思っていました。しかし娘の話しを聞いてると、宿題はすぐ終わっていると言っている子もいると言うのです。

処理能力が速い子にとっては宿題をする時間は短くて済む子もいます。

ですので、一概に習い事が負担になるとも言えないのだなと思いました。

長女の場合は、宿題や復習に時間がかかり他の習い事との両立は難しいと感じたので、徐々に減らしていきました。また納得せず習い事をやめさせてしまうのも嫌だったので本人と相談しながら、どうするかをその都度決めていきました。

次女は英会話を4年生の間はオンライン英会話に切り替えました。そうする事によって英会話教室に通う時間が省けました。
しかし5年生からは塾以外はピアノ教室だけ習っています。

我が家の場合は3年生の頃は習い事を両立させながら通塾し、4年生になり少しずつ習い事の整理をし始めました。5年生では塾以外の習い事も続けるのは可能であるとはおもいますが、塾の宿題や復習の時間を確保していくと考えるとだんだんと両立が難しくなってくると感じました。6年生になったら他の習い事をする余裕はなかったというのが正直なところです。

中学受験の為に他の習い事をいつやめるべきか?と考えていらっしゃる方に我が家の経験談が少しでも参考になればと思います。

2023年3月追記

次女がいよいよ新6年生になり、塾のカリキュラムが増えてきて忙しくなってきました。今のところピアノは続けています。次女はピアノが好きなので中学に行っても続けたいと話しており、中学受験が近づいてきたら様子を見て少しお休みをしようと思っています。

英語に関しては中学受験にはあまり必要性はなかったのですが、受験後、中学生になった娘は英語ばかり勉強しています。中学生になると英語の勉強の必要性を感じています。中学受験には直接は関係はなかったですが、習っておいてよかった思いました。そして長女がオンライン英会話をまた始めたいと話しているので、春からまた始めようかと検討しているところです。




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