長女は小学3年生です。2019年1月に行われる英検5級の試験を受ける事にしました。
申し込期間は昨年の11月30日~12月26日だったのですが、申し込みをしたのは12月25日とぎりぎりでの申し込みになりました。
ぎりぎりになっての申し込みの理由は英検を受けるか直前まで迷っていたからです。というのも今までも英検を受けたいなと思い、勉強をしてみてやはりまだ無理そうかなという繰り返しでしたので今回も1月に英検の試験がある事は知っていたのですが、受けるかどうしようかとぎりぎりまで悩んでいました。
英会話教室(NOVA)には年長から通っている!
長女は年長から英会話教室のNOVAに通っています。
なぜNOVAを選んだかというと下記の記事に詳しく書いているのですが、講師がネイティブで会話中心のレッスンだからです。
英語を身に付ける上で従来の文法中心の勉強より、幼児期のうちにしか身に付ける事の出来ないリスニング力や発音を身につけ会話が出来るようにしたいという思いがありました。
最初は英検には興味がなかった
英検というと私たちが学生時代に習ってきた文法中心の英語の勉強法というイメージがどうしてもありました。(私の年齢は30代後半です。)
せっかくNOVAで英語を英語として身につけるという方法でレッスンをしているのに、「apple=りんご」というように英単語を日本語に置き換えて覚えるという方法はしたくはありませんでした。
英検の問題集を見ても日本語で問題が記載されており、それを英語に置き換えて答えを書くというものがあります。また単語を覚える際にも「red=赤」と書くようになっている問題集だと、どうしても私たちが昔から行ってきた単語の覚え方や文法中心の覚え方になり、いくら単語や文法を覚えてもコミュニケーションとしては使えないのではないかと思いました。
そこで英検を受けるという事にはこだわらずに、NOVAでの英語を英語として理解しながら会話中心での英語の取得方法にこだわりたいとも思っていました。
英検の試験も4技能に変わってきた
最初は英検を受ける事にはこだわっていなかったのですが、2016年より英検の試験が4技能化に変わってきて、調べてみると5級でも筆記・リスニングに加えてスピーキングテストも導入されていると知りました。
級認定に関しては、従来どおり、一次試験(筆記・リスニング)の結果のみで合否を判定いたします。なお、スピーキングテストの結果は、現状の級認定とは別に、「4級(5級)スピーキングテスト合格」として判定いたします。英検HPより
英検5級に関しては一次試験のみで合否が決まるようですが、スピーキングテストの導入を知り英検のイメージが大きく変わりました。
受けようと思って勉強したが挫折
英検の試験が4技能化に変わってきていると知り、長女が小学1年生の頃にも英検を受けようと思い勉強をしてみた事があります。
長女が小学1年生の頃のNOVAでのクラス(Class5)はNOVAのスタッフの方の説明によると単語や文法面では英検5級レベルと同じくらいとの事でした。
確かにテキストを見ていると、これくらいが理解出来れば英検5級は受かるのかなと思いました。
NOVAでは小学生コースになると、レッスンの中でも文字を書く練習があったり、宿題で単語を書くというものがあります。しかしあくまでも会話が中心なので書くという作業がメインではありません。
長女の場合は家で単語を書いて覚えるという作業をあまりしていなかったので、会話ではしゃべれてもその単語を書けないし、読めないというのが問題でした。
そこでまずは読むという練習から始めました。せっかくフォニックスを習っているのだから、単語を見ながら発音の法則に従って読んでみようという事から始めました。
例えば「BAT(野球のバット)」という単語ですがフォニックスでは「B」は「ブ」と読みます。「AT」は「アット」と読みます。二つ合わせると発音は「バァット」と読む事になります。
これが「HAT(帽子)」という単語になると「H」は「ハ」と読む法則で「H」と「AT」を合わせると「ハァット」と読む事になるのです。
長女の問題点としてはリスニングで単語の書き取りは出来ても、英語のスペルを見ても読むという事が出来ていませんでした。
そこで英単語を見て「このスペルのこの文字はフォニックスで発音するとどう発音するんだったかな?」というところから始めました。
またNOVAのテキストのCDをかけて、同じように繰り返し声に出し発音していくというシャドーイングという方法をやってみたり、CDを聞きながらテキストにある会話文の文字を指でなぞりながらリーディングの練習をしていきました。
しかしその頃はNOVAでは楽しそうにレッスンをしているのですが、家に帰って英語のスペルを読む練習をしたり書いたりするのをあまり進んでやりたいという感じではありませんでした。私もそこまで必死にまだ単語のスペルを読めたり書けたりしなくてもいいかなぁという思いがあったので、英検を受けるにはまだ早いかなと思い英検の為の勉強というのはやめる事にしました。
それから何度か英検を受けさせてみようかと思い、少し勉強をしてはやはりまだ早いかなというので勉強を中断するという繰り返しでした。
英検の為の勉強法
- テキストの購入について
NOVAでの英検5級用のテキストと市販で売られている「小学生の英検5級 合格 トレーニングブック」の2冊(CD付き)を購入しました。
またNOVAのレッスンで使っていたテキストも使いながら勉強しました。
- 単語の覚え方
単語の覚え方については、英語を日本語に置き換えて覚えるという方法をなるべくしたくなかったので絵を書いてその裏に英単語を書くという方法で覚えました。
→絵を見て単語を言う事が出来るようになったけどスペルがまだ書けなかったので、次は絵を見て単語を書くという練習をしました。
- リーディング
フォニックスを活用して単語を読むという練習をしました。
- 単語の並び替え
英検5級の問題集を見ていると単語の並び替えという問題が出てきます。
例えば「あなたの名前はなんですか?」
①is ②your ③what ④name
①から④を並び替えて1番目と3番目に来る数字の組み合わせを選びなさいといったような問題です。
この並び替えというのが長女は最初あまり理解出来ていなかったので、マグネットに「what is your name ?」とマジックで書き、切り取ってバラバラにしてからホワイトボードに正しく並び替えをするという練習をしました。
このようなマグネットを色々と作って並び替えをするという練習をしてみました。
- リスニングについて
リスニングについてはNOVAでのレッスン以外に家ではNOVAのレッスンで使用するテキストのCDをかけ、なるべく英語を聴く機会をとるようにしました。
- 英検のホームページから過去問の印刷
英検のホームページから過去問の印刷が出来るので、印刷をし解いてみることにしました。
今回受けようと思った理由
長女はいまNOVAのレベルではCLASS4というレッスンを受けています。CLASS4のレッスンの文法や単語については英検4級レベルと設定されているようです。
長女がNOVAで使用しているテキストと英検5級のレベルを見比べても、文法や単語の習得をもう少し頑張れば合格出来るのではないか?と思ったからです。
またしばらくやめていた英検の勉強を再開して見たら、以前より単語や文を読むことが出来るようになっていました。
長女に「もう少し頑張って勉強したら受かるような気がするけど、英検5級受けてみる?」と聞いたところ、「受けてみる!」という前向きな答えが返ってきました。
そこで申し込みの期日ぎりぎりになってではありますが、英検5級を申し込むことにしました。
しかし実際は申し込んでから1ヶ月後に試験という事で、正直なところ実際あまり勉強が出来ていません。現在は過去問を中心に解いています。
1回で合格というのは難しいかもしれませんが、今回はチャレンジするという気持ちで受けたいと考えています。
そして今後の英検の勉強のきっかけにでもなればよいなと思っています。
追記 今回の結果は残念ながら不合格となりました。スコアは合格基準が419点だったのに対し、娘のスコアは410点でした。合格まであと一歩届かずといったところでした。
娘の場合、やはりリーディングをもう少ししっかりと勉強する必要がありそうです。今回の結果を踏まえて、次回の対策を考えていきたいと思います。