今冬も家族でスキーをしに関西から長野県の立科町にある白樺高原国際スキー場へ行ってきました。白樺高原国際スキー場へは3年連続では訪れており、長女は小学1年生、次女は年中から始めたスキーも年々上手になっています。
白樺高原国際スキー場はスキーヤーオンリーのスキー場になっています。
白樺高原国際スキー場を選んだ理由!
長女が年長、次女が年少の時に雪遊び(ソリ)をさせたくて長野の蓼科を訪れました。その時に来年はスキーをしてみたいねと話していたのを覚えています。
その翌年の長女が小学1年生、次女が年中で初めてスキーをしに家族で白樺高原国際スキー場へ行きました。
蓼科には色々スキー場がある中で我が家が白樺高原国際スキー場を選んだのはスキーヤーオンリーというのが一番の理由です!
子どもにスキーをさせてみたいなという思いがあっても、スキーをする上で心配な事もあります。スキー場でスノーボーダーとスキーヤーの衝突というニュースをたまにテレビで聞いた事もあったので、初心者の子供たちの横をスノボーダーがすいすい滑っていくのはなんとなく恐いなという思いがありました。もちろん、スキーヤー同士の衝突がない訳ではありません。
そこで我が家はスキーヤーオンリーである白樺高原国際スキー場を選びました!
コースは3つに分かれている!
白樺高原国際スキー場は初級、中級、上級と3つのコースに分かれています。
写真の一番左が初心者コースになります。初心者のコースは坂も割となだらかになっているので初心者でも滑りやすいコースになっています。
子どもはスキースクールへ!
家族のスキー経験は?と言えば、夫は昔スキーの経験もありそこそこは滑れるようです。私は学生時代に1度スキーをした事がありますが、それ以来全くした事はありませんでした。
子どもが生まれるまでは夫とはスキーではなくスノボーに行っていたので、私自身スキーをするのは初めてといっていいほどです。
自分たちにスキー経験が豊富であれば子供に教えながら一緒に滑るという事が出来ますが、私たち達の場合は教えるのが自己流になりそうだったので、迷わずスキースクールに入れました!
白樺高原スキー学校はスキー場に隣接してありレッスンを受ける10分前までに直接申し込みに行きます。
スキー場に隣接している60台無料駐車場に留めると、スキー学校の受付までは駐車場から階段を上ってすぐなので便利です。(土日は60台無料駐車場は早い時間にいっぱいになっていました。)
料金は半日と1日コースがあり、1年目の長女が小学1年生、次女が年中の時は1日コースを申し込みました。半日コース5000円、1日コース7000円となっているので1日コースの方がお得感はあります。
スキーのブーツを履くのも、スキー板へ乗るのも初めての娘たちです。
レッスンで集まった子供たちは初心者や、滑れるレベルによってグループに分かれます。そのグループにつき講師の先生がついてくれます。
娘たちが初めてスキースクールに参加した時は初心者は娘たちのみだったので2人でした。
レッスン開始前に軽い準備運動をして、まずブーツをきちんと履けているか確認してもらい、スキー板へ足を乗せる練習から始まりました。
そしてスキー板をハの字(プルークと言うそうです。)にし、スキー板の上でバランスをとる練習をしました。
慣れてきたら滑ってブレーキをかけるという練習を数回繰り返します。
リフトに乗るのはまだまだ先だろうと思っていたのですが、3、4度滑ってブレーキをかけるという練習をしたら講師の方は「じゃあリフトに乗っていこうか!」と言い、早速リフトに乗りコースを滑ると言います。
心配性な私としては、え、もうリフト?大丈夫なのかな?という気持ちでした。滑れるのかという心配もありますが子どもがリフトにちゃんと乗り降り出来るのかというのも心配でした。
しかし講師の方と一緒にリフトに乗り、降り方もきちんと指導してくれるので子どもたちは安心してリフトに乗れたようでした。
また滑る際には慣れるまでスキー板の先にはスキー板が重ならないように留め具(ボーゲンヘルパー)を付けてくれていました。このおかげでハの字を維持したまま滑る事が出来きました。
そして大人はというと、私が全く滑れなかったので子どもたちがレッスンを受けている間は夫にスキーの滑り方を教えてもらっていました。(汗)
1日スキースクールへ入れた成果は?
午前2時間、午後2時間ですが1日コースを終えた子供たちはというと、次女については年中だったので午後からは結構疲れていた様子ですが、なんとかレッスンを終える事が出来ました。
そしてその成果はと言うと、多少こける事もありますが、きちんとブレーキもかけられるしハの字で滑れるようになっていました。午前中は長女と次女は同じグループでしたが、長女は午前中でプルーク(ハの字)の習得が結構出来ていたので、午後からは一つ上のグループでレッスンを受けさせてもらえました。
一つ上のグループでは何をするかと言うと、次はプルークボーゲンといってハの字で斜面をターンしながら滑って降りるという練習をしました。
1日レッスンを受けてスキーの基本が出来るようになり、これくらいなら家族でリフトに乗って一緒に滑る事が出来るなという感じです。
そこで2日目は家族でスキーをする事にしました!
たった1日しかスキースクールへは行っていませんが、子供の習得は早いなと驚かされました。基本的な事が出来れば後は回数を滑れば滑るほど、上手になっていきました。
最初は怖がっていましたが、だんだん滑れるようになると滑り台を滑る感覚で、スキーを滑り終えるとすぐにリフトに乗ってまた行こう!と言うようにまでなりました。
長女(当時小学1年生)・・・ボーゲンでターン(ハの字でターン)をしながら初級・中級コースを滑れるようになった
次女(当時年中)・・・プルーク(ハの字)で初級・中級コースを滑れるようになった
スキースクールへ入る際の注意点
スキー場にある白樺高原スキー学校へは4歳から入れるとの事ですが、親から離れてレッスンを受ける事になります。
最初の準備運動やリフトに乗るまではそばで見ることは出来ますが、リフトに乗って講師の方と行くときには親は一緒には行きません。後は何時に終わるので、その頃にこの場所へ迎えに来て下さいと言われました。
そこで私が感じたスキースクールへ入る際の注意点としては子どもが1人でレッスンを受けられるかというのがあると思います。我が家は姉妹で一緒にレッスンを受ける事が出来たので、次女は年中でしたが不安がらずにレッスンを受ける事が出来ました。
またレッスンの途中でトイレ休憩に行きます。その際に慣れないスキーウエァを脱いで自分でトイレに行けるかという心配もあります。しかしその点に関しては講師の方が手伝ってはくれるのであまり心配はないと思います。
親から離れてレッスンを受ける事が出来るのであれば4歳からでも問題はなかったです。
スキーブーツと板はレンタル
子どものスキーウエアは知り合いからおさがりでもらっていたのですが、スキーのブーツと板をレンタルしました。レンタル出来る場所はスキー場内にもあるのですが、やはり近ければ近いほどレンタル料金も高くはなります。
そこで我が家がレンタルした場所はスキー場(リフト付近)から徒歩5分ほどの場所にある「雪うさぎ」というお店でレンタルをしました。
スタンダードでのレンタルであれば大人1日1500円、小人1日1200円でした。(スキーブーツ、スキー板、ストックの3点セット)
※県道40号線の白樺湖方面からスキー場へ行く場合は白樺国際スキー場付近に蓼科牧場の信号が見えるのですが、信号手前の左にショップがあります。
雪うさぎのお店でレンタルをした場合は、そのお店の駐車場に車を留めてスキー場へ行ってもいいですよとお店の方には言って頂きました。
スキー場に隣接し60台無料駐車場がありますが土日だと早い時間にいっぱいになり近くの道に路駐している車も見られました。そこでレンタルショップに車を留めて歩いていく事が出来るのはありがたいです。利用される際にはお店の方に確認してみて下さい。
2年目以降
2年目も1日目はスキースクールへ入らせました。去年の事を覚えているかなという不安もあったのと、もう少し滑れるようになれたらいいなという思いで半日コースで申し込みをしみました。
2人とも1年目のスキーの感覚は覚えていたようで、2年目は次女もボーゲンでターンが出来るようになって初級、中級コースを滑っておりてくる事が出来るようになりました。
そして午後からは家族でリフトに乗って滑りました。ゴンドラで頂上まで行って一緒に下まで滑ったりもしました。
子どもたちは本当に滑れば滑るほど上達していったので、2年目はスキーを楽しめているなぁと感じました。
そして今冬3回目のスキーは?というと、今回はスキースクールには入りませんでした。3回目のスキーという事で、滑り方は体が覚えていたようで最初からリフトに乗って1人でボーゲンで滑って降りてくる事が出来ていました。
またゴンドラで頂上から滑るのが楽しいと何度もゴンドラに乗って頂上から滑りました。
頂上には「幸せの鐘(恋人の聖地)」があり、嬉しそうに鐘を鳴らしていました。(恋人の聖地なのですが・・・)
今回はスキースクールには入れなかったのですが、半日コースだけでも入れてもよかったかなとも思っています。ボーゲンで楽しめていたというのはあったのですが、せっかくならもう少しスキーを上達させるという意味でスクールに入れたら良かったかなと感じました。
スキー場での休憩場所
子どもと一緒にスキー場へ行く際には休憩場所も気になるかと思います。1年目には飲食はレストランでしか出来ないと勘違いしていたのですが、リフト券売り場の横に「観光センター」があり、その中で休憩をする事も出来ます。
レストランでも食事をとった事がありますが、昼食どきにはやはり混雑しているので、子供を連れて少し休憩をとりたいという時には観光センターでの休憩も便利でした。
また更衣室もあるので、スキーウエアへの着替えもその更衣室で行う事も出来ます。
気になるアクセスは?
私たちは関西方面から来たので、諏訪インターで車を降りました。諏訪インターからは約50分ほどかかりました。山道をずっと上っていくので、道が渋滞しているという事はありませんが、雪道のカーブが多い道にはなります。途中でシカやキツネに遭遇した事もあります。
諏訪南インターからも約50分ほどの場所なのでアクセスとしては関東方面からも関西方面からもよいと感じています。
私たちは毎年白樺高原国際スキー場に行く際には「白樺リゾート 池の平ホテル」に宿泊しているので、そのホテルからスキー場へは車で約10分ほどで着きます。
池の平ホテルはファミリー向けにはとてもよいホテルだと感じていて、ここにも4年連続で宿泊しています。スキーは3年目ですが、その前の年は雪遊びで蓼科を訪れました。
白樺高原国際スキー場付近には他にもスキー場はいくつかあります。私たちは家族全員がスキーをするという事でスキーヤーオンリーのスキー場である白樺高原国際スキー場を利用しています。しかしファミリーで行くけども、パパはスノボーもしてみたいといったご家庭もあるかと思います。その際には他のスキー場を利用するという事になるかとは思います。
ご家庭によってスキー場の選び方は変わってくるかとは思いますが、長野の立科方面でスキー場を探している方の参考になればと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました!