運動ができない子が2年間体操教室に通ってできるようになった事

長女は幼稚園入園時には運動があまりできませんでした。体操教室には年中から卒園するまでの2年間通いました。

習い事の経緯などについてはこちらの記事をご参照ください。

幼児習い事は何歳から何習う?選ぶポイントは?

2018年7月21日
はな
そこで今回は運動ができない子が2年間体操教室に通ってできるようになった事をご紹介します!

※2018年7月2日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の必要箇所も修正し2019年4月20日に再度公開しました。




どれくらい運動が出来なかったか

公園などで2、3歳の子を見ていると元気に走り回っている子を多く見かけ、滑り台の階段も1人で登って、さーっと降りてくるという子がいます。お兄ちゃんお姉ちゃんがいる子たちは出来る事も早いのかもしれません。

長女はかなり慎重な性格なのか、滑り台の階段も1段1段ゆっくりと私が後ろについていないと登る事ができません。大きな公園に行けば、滑り台で娘が階段を登れずに止まってしまうので後ろが渋滞になるといった感じです。

歩くのもゆっくりですし、ジャンプしたり走ったりというのもなかなか出来ず、どこかスローペースな感じでした。同じ年の子たちが低いブロック塀をバランスよく歩いているのをまねして歩こうとしたら長女だけバランスがとれず、こけてしまったという事もありました。

幼稚園入園前、未就園児が幼稚園に行って遊ぶ事が出来る教室が月に1回ありました。そこに参加してもリズムよく踊ったり出来ずに固まっている様子でした。娘は3月生まれだし、みんなと差があってもしょうがないのかなと思っていました。

しかし幼稚園に入ってから、年長さんが運動会で行う組体操やマーチングを見て、長女が年長になった時に同じ事ができるのかな?ととても焦る気持ちになりました。

体操教室を習い始めた頃の様子

ちょうど娘が通っている幼稚園では課外教室として体操教室があったので、年中から体操教室に通わせる事にしました。

はな
始めた頃は、もちろん全部がついていけていませんでした。

体操の中での準備運動もまねしながらやってみるものの、なかなかみんなと同じようにはできません。

前転をする時には、手をついたまま、そこからどうするか分からずとまってしまっています。娘が出来ずに止まっているので後ろが渋滞になってしまいます。

体操教室の指導について

娘が通っていた体操教室は楽しく、一つ一つ出来る喜びを実感出来る体操指導をしてくれました。そしてそのために個人目標を設定し、個別指導もしっかりしてくれました。

娘の通っていた体操教室の良かったところはこの指導にありました。出来る子だけに合わしてどんどん進めるのではなく、娘のように全く出来ない子にも先生が分かりやすいアドバイスをくれ指導してくれます。

そして娘にあった目標を分かりやすく言ってくれるので、娘も次はこう頑張ってみよう!と何をどのようにしたら良いのかという事がイメージできます。

ブリッジができるようになって変わった

体操教室で1つ目標にしていたのが「ブリッジが出来るようになること」でした。娘は最初全く出来ませんでしたが、このブリッジを家でも練習するようになり、ある時出来るようになりました。そこから少し自信が持てたのか他の体操も積極的に行うようになりました!

なわとび

年中の冬になりなわとびが始まりました。まえとびからの練習ですが、娘は、なわを1回も飛ぶことができません。そこで先生と特訓になり、飛ぶ練習ではなく、なわを大きくまわして足の所にきたなわを飛び越えるという練習から始まりました。

他の子はまえとびが3回できた、5回できたと進んでいく中で一向に飛べる様子はありません。家でも一緒に練習しましたが、1回をなかなか飛ぶことができません。

冬休みも毎日練習しました。そして冬休み明けになって、娘がある体操教室の時間に前とびが10回ほど飛べたのです。その時はたまたまいつもの先生が出張に行かれていて、別の先生だったのですが、先生も驚いていました!

そしてその先生がいつもの先生に連絡をしてくれ夜に出張先から「なわとびが飛べるようになったと聞いたよ。おめでとう!」と電話をかけてきてくれました。

なわとびくらいと思うかもしれませんが、そのなわとびが飛べるようになったといったのは娘を成長させる大きな出来事でした。出来なかった事が出来るようになる喜び、頑張って練習したら出来るようになる!と言った事を娘自身が感じた出来事でした。

それから前とび50回後ろとび50回を年中の間に達成する事が出来ました。

鉄棒

娘の通っている幼稚園では年長の終わりの頃までに、逆上がりが全員できるようになる事が目標にされていました。最初、それを聞いた時にはとうてい無理なんじゃないかと思いました。しかし体操教室に通ったおかげで、前まわり、逆上がりまで出来るようになりました。




娘の変化

体操教室では「自分から挨拶をする」という事も大事にしています。今までの娘の性格からすると、私の後ろに隠れて恥ずかしそうにする事が多かったのですが、体操教室を始めてから挨拶を元気よくするようになりました。

幼稚園の先生にも「〇〇ちゃん、年少の時に比べてすごくはきはき明るくなりましたね!」と言われました。バス通園でバスに乗る時は先生に元気よく「おはようございます!」と言います。少し元気が良すぎるくらいかなと思うくらいです。

体操でも他の事が少しずつ出来るようになると、それが自信にかわっているのが分かります。人より決して早く出来るとかではありませんでしたが、出来なかった事が出来るようになるという自信がとてもついたように思います。

まとめ

体操教室は幼稚園を卒園のタイミングで辞める事にしました。小学生になってから通う事も出来たのですが、我が家から幼稚園までは30分ほどかかり、送迎の関係で難しくなり辞める事になりました。

娘が体操教室を習っていたのは2年間でしたが、運動が出来ない娘が2年間でで体操教室で得たものはたくさんあります。

柔軟体操でブリッジ歩き(ホールの端から端まで)、鉄棒は前まわり、逆上がり、なわとびは前とび、後ろとび50回、あやとび練習の途中まで、跳び箱は5だんの開脚とび、マット運動では壁逆立ち、そくてんなどです。

正直あんなに運動の出来なかった娘がここまで出来るようになるとはびっくりでした。

幼児期の間にこの体操教室を習って本当によかったと思っています。

卒園とともに体操教室はやめましたが、そこで学んだ事は今も娘に影響しています。「自分の事は自分でする」という事、「友達と仲良くする」、「最後まで一生懸命頑張ります」という姿勢は体操教室から学んだ事です。

忘れかけても、あの時こうやって頑張って出来るようになったよね!と娘と時々話したりします。運動が出来なかった長女が体操教室に通って偉かったと思う事は一度も「体操教室に行きたくない!」と言わなかった事です。

長女はとても努力をする性格なので、出来なくて悔しかった時もあると思いますが、体操教室は長女自身が大きく成長する事ができた習い事でした。そして小学校2年生の時には学校のマラソン大会(1、2年男女合わせて100人くらい)で女子で1位になる事が出来ました。

あの時体操教室を習っていなかったらどうなっていたかと思うくらいです。

また水泳に関しても最初は顔をつける事も出来ないくらいでした。娘の体操教室では夏には水泳の短期教室を行っていたために、そのおかげで水泳の基礎を教わる事が出来ました。そしてその後はスイミングスクールに切り替えたのですが小学1年生でスイミングを習い始めて小学3年生の秋に四泳法を取得する事が出来ました。

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2019年3月10日

娘の場合は幼児期の間に体操教室に通った事で運動が苦手という事を克服できたと感じています。幼児期の間に苦手な事を克服できて本当に良かったと思います。また運動が出来るようになるという事だけではなく、他にも得るものが多かったと思うので2年間ではありますが体操教室に通って良かったです。




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