せっかく習い事を始めたのに、習い事に行くのを嫌がられると困りますよね。この習い事を習わせてよかったのかな、習わせるのが早かったのかな、、辞めさせた方がいいのかなと色々考えてしまいます。我が家では長女は習い事を行くのを嫌がるというのはほとんどなかったのですが、次女は習い始めてしばらくは嫌がる事が多かったです。
※2018年6月27日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の必要箇所も修正し2018年11月6日に再度公開しました。
どのように嫌がるのか?
次女の場合は、年少から英語、年中からピアノ、体操教室・スイミングを習い始めました。長女と一緒に習い始めた習い事もあるので、次女の方が習い始める年齢が低いものもあります。
どれも最初に体験教室を受けて、次女もやってみたい!と言ってやり始めた習い事でした。
お姉ちゃんを見てきたし、次女はスムーズに行くだろうと最初何も心配をしていなかったように思います。しかし実際始めて見ると習い事を嫌がる事が始まりました。
体操教室
まず体操教室に関しては、幼稚園の課外教室だったので、幼稚園からそのままの流れで始まります。親も見に行けるので長女の時と同じ感覚で見に行き、体操教室のベンチに座っていると、みんなで体操をしていたはずの次女がさーっと私のところまで歩いてきて急にぐずぐず言いだし離れません。
私もびっくりしましたが、それから毎回、最初はみんなと普通に体操をしているのに、私が行くと私のところへ近寄ってくるという感じです。
英語教室
英語に関しては、年中からクラスが変わり新しいメンバーになりました。英語に行くまでは楽しそうにしている次女ですが、いざレッスンに入るとなると「ママも一緒に入って」と1人で入る事ができません。
スイミング
スイミングに関しては、体験の時は楽しそうにしていたのに、いざ始まるとスイミングの前の準備運動で泣き始める、泣きながらプールに降りていくといった感じです。
習い事を嫌がる理由は?
次女のそのような行動に正直私もとまどいました。他の子は普通に出来ているのに、なぜこの子だけ、そういった行動をとるのだろうと最初は悩みました。そしてその習い事の日はどっと疲れました。
しかし習い事を嫌がる理由についてよく考えてみる事にしました。
これらに共通しているのは次女はその習い事事態を嫌がっているのではなく、習い事をするにあたっての新しい環境や知らないお友達と一緒にする、私と離れて行うという事を嫌がっているのだと分かりました。
どう対処するか?
習い事の内容自体は本人も嫌ではないという事で、すぐに辞めさせるという選択にはならなかったです。私自身は次女と同じ年の子は、ママから離れて普通に行っているのに、なぜ次女はそれが出来ないんだろうという事に少しこだわっていたところがあります。
しかし夫に相談したところ、「どんな形でもその時間を頑張って受けれた事を褒めてあげた方がいいのでは」とアドバイスされました。私もはっとし、私から離れられず悩んでいる事はそもそもの習い事の目的から離れている事に気づきました!
英語は英語が上達できるようにと習い始めたこと、
体操は体操ができるようになるために習い始めたこと、
スイミングは泳げるようになるために習い始めたこと、
こういった単純な思いで習い始めた習い事の目的が、私から離れる事が目的というだけに変わっているんじゃないかと思いました。そこで私の変なこだわりはなくすように努力しました。
英語については、英語教室のスタッフの方に相談をし、次女が不安なら私も教室に一緒に入ってもらっていいとの事でした。そこで一緒に入る事にし、教室の端に座り見守る事にしました。次女も私が同じ空間にいるという事で安心しレッスンを受ける事ができました。他の子どもに迷惑をかける行動ではなかったので、そういった形でレッスンを受けさせてもらいました。
そしてレッスンが終わったら必ず「よく頑張ったね!」という声かけをするようにしました。(正直今日もまた一緒に入ってというのかぁと思ったり、次女のぐずぐずした行動に疲れて怒りたくなる時ありました。)
体操教室については、最初から私が見に行くと私を頼ってそばにきてしまうので、しばらくはホールの2階からこっそり見にいくようにしました。
スイミングについては準備運動でいくら泣いていてもプールに入るとちゃんと泳いでいたので、準備運動の際は私の膝に座って一緒に準備運動をするといった感じで行いました。次女より小さな子も1人でちゃんとやっているのにという思いもありましたが、1人で準備体操を行うという事にはこだわらず、一緒に行う事にしました。
次女の変化
英語については私が一緒に教室に入るという事を続けて、3ヶ月くらい経った時くらいに変化が出ました。もうこんなに長い間、こういった状況だし、やはりしばらく休学にしようかなとも思ったくらいの時です。
次女が「最初は一緒に入って欲しいけど、大丈夫そうなら途中からママ出て待っていてね!」と・・・。え?とびっくりしましたが、レッスンの途中で次女からの合図が!ママ出て待っていてという合図です。さりげなく教室を出ましたが、次女はそのままレッスンをまじめに受ける事が出来ました。
そこからだんだんとその回数が増えて行き、ある時「今日は自分だけで入るから!」と宣言し入っていきました。それ以降は私と一緒に入ってという事もなく、1人で入って楽しかったとレッスンを受けるようになりました。
体操教室については、先生も次女の状況は把握してくれていたので、私が上からこっそり見ているのも知っていました。最初は泣きながらしていたそうですが、2ケ月くらいするとだんだんと慣れてきて、「今日はママ最初から近くで見ていてもちゃんと出来るから見ていて!」と言うようになりました。
スイミングに関しては、少し時間はかかりました。それは私と離れて行うという不安だけではなく、コーチにきびしい先生がいるというように次女が思ってしまい、行きたがらないというのがあったからです。幼稚園の先生や他の習い事の先生は優しい口調での先生が多いですが、スイミングは水の中でのレッスンということもあり危険であれば先生も声が大きくなります。
そしてスイミングだけ名前の呼び方が呼び捨てだったようで、次女は敏感な性格から、呼び捨てで呼ばれているだけできびしいと感じていたようです。しかし、準備体操で泣いてもプールに行けばきちんと泳いでいたので、しばらくすると進級テストで合格をし、やはり級が上がれば嬉しいと感じ、そのあたりから少しずつ泣くことも減り、今ではプール楽しいといって通っています。
まとめ
習い事を習い始めたばかりで嫌がる場合の対処法についてまとめてみますと、
1.子どもが習い事を嫌がったら、まずはその原因をしっかり考てみる。
2.習い事そのものが原因でなければ、習い事を受ける環境について考える。
3.幼児期の習い事はママから離れる事や新しいお友達と一緒にやる事を不安がる場合がある。
→その際は時期がくれば離れて行えるようになると気長に考える。
4. 習い事を習わせる目的について再度確認する。
→本人に習いたい、続けたいという意志があるなら、続けて様子を見る。
以上の事から、もし始めたばかりの習い事を嫌がる場合には、習い事そのものを嫌がっているのか、それとも新しい環境に対して嫌がっているのかをきちんと確認し対処することがよいです。嫌がっている子を無理やり行かせるのは可愛そうという意見もあるかもしれません。
幼稚園で登園しぶりを経験された方なら分かると思いますが、それに似たようなところがあります。
楽しく習い事に通って欲しいというのが理想ですが、新しい環境に不安がって嫌がっているのであれば色々と工夫してそのまま続けていれば、1人で受けられる日は来ます!その時に娘の成長した姿も感じられました。