年長の夏くらいになるとランドセルは買った? 学習机はどうする?という話しをママ友たちとよくするようになります。ランドセルは必ずいるものだけど、学習机は小学校1年生からいるの?買うならその机をどこに置く?という話しになります。実際、我が家もランドセルは年長の夏に購入したものの、学習机は年が明けて購入しました。
我が家は学習机を購入するのであれば、リビングに置きたいと考えていました。そして実際に今も学習机はリビングに置いています。
※2018年6月20日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の必要箇所も修正し2023年3月19日に再度公開しました。
小学校1年生から学習机は必要?
幼稚園の頃から、文字の練習をしたり、通信教育を勉強する際は座卓で行っていました。そのまま座ると少し書きにくそうなので、小さい椅子を用意し、椅子に座って書かせていました。
そういった意味では机に向かって勉強をする習慣というのは、自然と出来ていたように思います。(幼稚園児なので勉強という意識よりは遊び!といった感覚で教材を解いている感じでしたが)
学習机を購入するのが遅かったという理由も、以下の事にあります。
学校の宿題くらいであれば、今まで通りに座卓で行うくらいでいいのではないか?学習机をドンと構えるのではなく、今までと同じように自然と勉強をする流れでいいのではないか?
しかし私自身を振り返って見ると、小学校1年生に上がる時に学習机を親から購入してもらった時の喜びはとても覚えており、同じように娘にも机を買ってあげたいなという思いも同時にありました。
また学習机には本棚や収納場所がついており、教科書の置き場やランドセルの起き場所をきちんと設ける事ができるのもよいと思いました。そして夫と相談し色々考えた結果、学習机を購入する事にしました。
学習机をリビングに置いたのはなぜ?
よくテレビなどで東大生に「勉強はどこでしていましたか?」と質問していると多くの東大生が「リビング」と答えているというのを聞いていたので、なんとなくリビングに置くのがいいのかなという思いがありました。
でもなぜリビングがいいのだろう?と考えると、いい事がたくさんある事に気が付きました。
勉強は環境!これは夫がよく言っている言葉です。私もそれには同じ考えを持っていて、勉強をしやすい環境を子どもに作ってあげる事が大事だと思っています。
学習机を置いた子供部屋に子どもはとても喜び、よし、1年生になったらここで勉強をするんだ!ととてもやる気になるかもしれません。
しかし、現実は入学後には慣れない通学路を1年生にとっては大きなランドセルを背負い一生懸命歩いて帰ってきます。娘たちは幼稚園はバスだったので歩いて通学をするというのは初めての事で入学後しばらくは体力面からも疲れていた様子でした。学校から帰る際に雨の日には服や靴下も濡れる時もあり、夏は汗をかきながら、冬は寒い中、やっと家に着きます。(我が家は学校までは徒歩20分くらいかかります)
帰ってすぐに宿題をするからといって自分で2階に上がり1人で宿題をするというのは小学校1年生ではなかなか難しいように思います。実際に2階に学習机を置いている子も周りにたくさんいるのですが、結局1階の食卓でしているという声もよく聞きます。
1年生で考えると、自分の部屋に行って学習机で勉強をするというまでのハードルがとても高そうに感じてしまいます。
また親からしても、勉強していて子供が分からないと言った時にすぐに対応できます。すぐに勉強できる環境という意味ではやはり学習机はリビングがいい!となったのです。
リビングに置いて本当によかったか?
我が家のリビングは18畳くらいの、一般的?やや狭い?というサイズです。長女の学習机を置くなら、次女も必要となる事を想定し、実は長女の学習机を購入する際に次女の学習机も一緒に購入したのです。
長女の学習机と次女の学習机を並べて置くとちょうどリビングの端から端までになりました。ナチュラルな机を選んだのですが、置くと机が目立つのではないか?という心配もありました。
実際に置いてみたら、やはり机は正直目立ちます。
しかし、見た目より子どもの環境を考えてという思いがあったので、だんだんとその学習机がある光景にも慣れてしましいました。(初めて来るお客さんはびっくりするかもしれませんが)
学習机が届いた次の日の朝、子どもたちが起きてくるとそのまま学習机の椅子に座って何か絵を書いたり、本を読んでいたのを覚えています。新しい学習机が嬉しいのか、朝起きるとその机に行き、椅子に座るというのが自然とそういう流れになっていきました。
また私がご飯を作る場所から、その学習机が見えます。子どもたちが「ここ分からない」というと、キッチンからでもそれはこうじゃない?と簡単な事であればご飯を作りながら教えてあげる事もできます。
子どもはよくすぐに「わからない」というので、「じゃあもう1回問題を読んでみて!」というだけでも「あ!わかった」となる場合も結構多いです。そういった時は料理の手を止めなくてもいいのです。
必ず学習机で勉強はするの?
リビングに置いたから必ず学習机で勉強をするか?といったら、うちの場合は実は必ずそうではありません。
学習机で勉強をする場合がほとんどなのですが、座卓も同じようにあるので、本人の気分でなんとなく座卓がいいと思う日は、座卓で勉強をする時もあります。必ず学習机で!という事にこだわっているわけではないので、本人たちの気分に合わせて勉強場所を選んでいます。
まとめ
学習机は1年生からいるか?と聞かれれば、私はどちらでもよいと思います。しかし学習机を買って2階に置いてしまうのなら、そこでの勉強習慣をつけるというのは難しいと思います。学校の宿題をリビングの机で行うというのであれば、学習机を最初から必ず購入しなくてもよいと思います。
学習机を購入してよかったのは、勉強道具を学習机の本棚や収納場所にきちんとおけるといった点もあります。
また子どもは机が自分だけの空間といった意識もあるので、自分の色鉛筆やはさみ、折り紙、文房具などを机の引き出しに入れて自分で管理できるのも嬉しいようでした。またランドセル置き場も椅子の下に収納できるので、持ち物の置き場も指定する事ができると思います。
学習机を購入するのであれば、リビングに置く!というのはとてもお勧めです。現在の勉強習慣がついているのもリビングで勉強をするというスタイルをとっているからのように思います。
ただリビングに置いた時の見た目の問題もあるので、絶対によい!とお勧めすることは出来ませんが、学習机を購入する上で、どこに学習机を置いたらいいのか?という事をぜひ考えるきっかけにして頂ければと思います。
2023年3月追記
長女は4月より中学2年生、次女は小学6年生になります。長女は中学受験をしており、6年生の時は塾の過去問を解く時などは、2階の自分の部屋で勉強をする事もありました。やはり問題を解く時間、家族がずっと静かにしておくというのは難しいですし、本人も集中して問題を解くために、そのようにしていました。しかし中学受験の勉強も基本的にはリビングでしていました。
そして今度は次女が中学受験となりました。長女は中学生になり、やはり基本的にはリビングで勉強はしていますが、定期テストの前に集中して勉強したい時は自分の部屋で勉強したりと使い分けております。
小学校高学年や中学生になると、子供が集中して勉強できる場所ならリビングでも自分の部屋でも良いと思っています。
しかし小学1年生からリビングに学習机を置いた事によって学習の習慣がついたという事は本当に良かったです。